米国では新型コロナウイルス感染拡大で重苦しいムードに包まれ、大統領選挙で世論が分断されてギスギスしたムードが漂っている。そのあいだに中国が「米国抜き、この指にとまれ」とばかりに外交、軍事、経済のすべての分野でイニシァチブを発揮している。その真っ最中にRCEPの署名が終わった。日本は各国の戦略的思惑をしっかりと読んでおきたい。北朝鮮とのチャンネルを維持している米国の民主党が、バイデン次期政権下で米朝交渉を凍結しておくようには見えないし、米中関係ではトランプ政権とは違う政策を準備している。バイデン次期政権で東アジアではいろいろなことが起きそうだ。
マイニュースに代わりフォローを今後利用しますか