2020/11/16

【3分決算】ディズニーvsネットフリックス、どちらが「上」か

NewsPicks 金融ジャーナリスト
新型コロナウイルス感染拡大で、大きく明暗が分かれていたのが、エンタメ業界だ。
巣ごもり需要が追い風となり、各社が提供する動画配信サービスは会員数が急増する一方で、リアルな場所が必要なテーマパークや映画館は大きな打撃を受けた。
11月12日(アメリカ時間)までに、動画配信サービスでトップを走る米ネットフリックス、さまざまなコンテンツを提供するウォルト・ディズニー・カンパニーの7〜9月期決算が出そろった。
リアルな消費活動が底を打って、回復しつつあるなか、エンタメ業界はアフターコロナ時代に向かってどう変遷していくのか。大手2社の最新の動向からそのヒントを探っていこう。
INDEX
☑️増益のNetflix、最終赤字のDisney
☑️ディズニーの稼ぎ頭は「動画」に
☑️1年で7000万人突破の「Disney+」
☑️時価総額でも競争する両社

増益のNetflix、最終赤字のDisney

まず両社の決算の概要をチェックしよう。