上場地方銀行、6割が減益か赤字 コロナで融資先企業の業績悪化
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ゼロ金利マイナス金利という、環境要因といえば環境要因で業績が圧迫され、根っことなる金融機能の対価としての利鞘が得られなくなっているのは銀行業としてつらい。これまで抑制されてきた貸し倒れコストが上がってくるだろうことも辛い。
貸出金利を上げようにも、お金というどこから借りても金利以外は同じものを扱っているために銀行間の競争は厳しく、実際には簡単にあげられない。色々な資金調達手段も増えてるので、統合で銀行の数を減らしても競争が大きく減るとも思えない。
私も明確な解を分かっているわけではないですが、優秀だけど画一的な人材構成に課題があるように感じます。環境変化に合わせてみんな同じような行動を取るので差別化できないし付加価値にもならない。逆張り的な話をされる銀行の方は本当に少数です。その分、常識ある方が多いのですが。リスクをいかに回避するかというのが優秀な融資マンの基本ですが、これだけ利鞘が少ないと、コントロールしつつも思い切ったリスクテイクできる人が増えて欲しいなと思います。元々、「地銀のx割はx年以内に廃業」的なことは各メディアで話題でしたが、コロナでそれが前倒しになりつつあるということでしょうか。
旧来のやり方をしている限り仕方のないことで、残念です。
逆に、活発に動いて変わろうとしている地銀に注目すると本当に面白く、特に山口フィナンシャルグループの動きはぜひ追ってみて頂きたいです。連日日経新聞や経済雑誌などにニュースがあります。