アント、連夜の管理職会議 出直し上場は早くても半年後か
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ユーザー数13億人を抱える16兆円世界最大規模のユニコーン企業アントフィナンシャル。
同社はアリババを設立した5年後の2004年にジャック・マーによって電子商取引ビジネス(EC)の成長を阻害している問題点を解決するために設立されました。
中国で54%のシェアを誇る決済サービスのアリペイはアントフィナンシャルが運営しており、決済、投資、保険、後払いの金融関連のサービス以外にもソーシャル機能、レストラン、ホテル、配車予約など様々な機能を兼ね揃えたスーパーアプリです。
しかしながら、中国政府から指摘が入り、上場は延期になりました。
一部では、中国政府に有利なルールを設けられ、アントフィナンシャルが今までのように順調な成長できないのではないかとの懸念の声も上がっております。11月4日夜、アント・グループの井賢棟(エリック・ジン)取締役会長がグループ内の中間・上級管理職を招集し緊急会議を開いたという。会議では「上場延期」に関して、アント・グループの出直し上場まで控え目に見積もっても半年ほどかかるだろうという見通しが示された。