経済対策に停滞懸念=FRBへ追加緩和の重圧―米大統領選
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これまでも日本や欧州で見られた通り、金融政策だと効果は限定的で、マーケットは需要を創出する(と少なくとも思われている)財政出動に期待をしています。来週のマーケットに注目ですね。
「政策手段の出尽くしを否定し、ゼロ金利でも追加緩和はできると明言」とのことですが、フォワードガイダンスにも既に大きく踏みだして、実際には緩和手段が限られるところまで来ているように感じます。効果が不透明で副作用も大きいと見る向きも多いマイナス金利政策にでも踏み出さない限り、この先、FRBが単独のマクロ的政策で実体経済に大きな刺激を与える施策を打つのは難しく、個別企業のリスクを自ら大胆に取る異例な政策を進めている日銀と異なって、企業への資金供給も政府による信用の補完を必要とするだけに「いくらかの財政支援があれば景気回復はより強くなる」といった形で財政に期待するのは避けがたいところでしょう。どちらが選挙で勝つにしても、政府の政策が早く固まると良いのだけれど・・・ 政権と議会のねじれで政策が決まらない、なんていうことが起きないことを念じたい気持ちです (・・;