介護報酬、引き上げ見送り提言 21年度改定で―財務省:時事ドットコム
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本格的なデフレ突入が1998年。介護保険創設が2000年。
介護は担い手の間口を広げたことで、就労者の目的は生活費確保と専門性向上の二分化が進んでいます。
さらに、ここ数回改定の迷走っぷりに振り回され、現場はかなりの疲弊状態に陥っています。
悩ましいのは、生活費確保で割り切っている方は仕事として割り切れるから一定のスタンスを維持できるけれど、彼らが逃れた年々重くなる負荷は、専門職としての自負がある方が担っているため、彼らの負担は非常に重くなっていること。さらに、専門性を向上する人はボトムアップ(業界全体の質向上)も図っているため疲弊は余計に募っています。
そして、真面目に頑張る人・専門性を追求する人ほど疲弊し辞めていくという負のスパイラルの最中で、さらに厳しい状況を強いられたら、ますます現場の質は低下します。
私は、自分の限界を超えてまで頑張ることはやめた方が良いと考えるし、そういう真面目な人を当てにして不合理な報酬を掲示する国に疑問を抱くし、誰かの犠牲で成り立つことを許容する社会にも疑問を感じています。
一体、日本はどこに向かっているのでしょうね。