Googleも市場参入か、ヘルスデータで割引く新ジャンル保険が国内で登場
Coral Capital
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Apple Watchを代表とするデバイスで、歩数や心拍数などヘルスデータをモニターする人が増えてくる中、健康的な生活を送る人の保険料を大幅に割り引く新ジャンルの保険商品が、ついに日本にも登場しました。
中国だと2017年に香港で上場した「衆安保険」がありますし、アメリカでもオンライン医療保険のユニコーン企業「オスカー・ヘルス」は2014年から歩数による保険割引を提供しています。
日本で先陣を切ったスタートアップのjustInCaseにCoral Capitalの西村が話を聞きました。2年前の時点で、すでにDeNAが10万人分のデータを集めていて、そこから協業がスタートしたのがポイントだったようです。保険会社にいる人間として、大手ではデータの処理ができないため商品開発ができなかった。
というエピソードにはなんとなく様子がわかります。
自身をも棚に上げてのことですが、ビッグデータの利活用という点では保険会社だけで対応するのは社内リソース的に不可能であり、いかに外部のITに強い会社と連携していくのかが、今後の保険会社に求められる戦略であろう。
「保険=健康」
という新しい価値創造に対して、社内リソース上の問題から対応しきれない会社は、相当未来が厳しくなるものと予想。ヘルスデータのモニタリングがどんどん簡易化していくので、確実にこの流れは止まりませんね。
針で刺さすことなく、血糖値をモニタリングできるウェアラブルデバイスが早く世に出てほしい。
おそらく2年以内には登場しそう。
そうなると、健康に対して本質的なフード事業者が、尋常ではないくらいの盛り上がりを見せるはず。