神戸・三浦淳寛監督と「トランジション」 頻出ワードの哲学、バルサ的ポゼッションの理想は
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注目のコメント
三浦監督就任直後の連勝中はチームの数少ないレジェンドと言える三浦監督に対してサポーターのポジティブな反応が多かったんですが、その後は負ければ勿論、勝った時でさえも「バルサ化から遠ざかっている」としてネガティブなコメントが多くなっています。
ネガティブなコメントをするサポーターたちは口々に「三浦監督はバルサ化のあるべき姿を分かってない」とネガティブな声を上げています。ここで違和感があるのは、バルサ化と呼ばれるヴィッセル神戸のポゼッションサッカーへの移行プロジェクトをスタートさせた張本人が当時スポーツダイレクター(SD)だった三浦監督だということです。まさに三浦監督がSDとしてポゼッションサッカーへの移行プロジェクトを発表し、その時に方向性を示す意味でバルセロナを引き合いに出したことから「バルサ化」と呼ばれるようになった訳です。その流れを踏まえずに三浦監督に対して「バルサ化のあるべき姿を分かってない」と素人であるサポーターが声を上げるのは滑稽でしかありません。
コロナの影響で入国手続的にも収益激減に伴う経済面からも海外から新監督を招聘することが出来ない状況下で止む無く監督を務めざるを得なくなった三浦監督はプロジェクトを進め継続性を担保する重要な存在だと思います。新監督を招聘できる状態に戻るまではプロジェクトのキーマンである三浦監督をサポーターが支え、新しいヴィッセル神戸の確立に向けて一致団結して取り組むべきだと思います。