[東京 29日 ロイター] - オリエンタルランド<4661.T>は29日、2021年3月期の純損益が511億円の赤字(前年同期は622億円の黒字)に転落するとの見通しを発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴いテーマパークを休園するなどし、上期に大幅な減収減益となった。下期も厳しい状況を想定している。

売上高は前年比60.1%減の1854億円を予想。営業損益は514億円の赤字(前年同期は968億円の黒字)を見込む。

上期の4―9月期売上高は前年同期比76.2%減の591億円となった。営業損益は241億円の赤字(前年同期は609億円の黒字)、純損益は300億円の赤字(同430億円の黒字)だった。

4―9月期に臨時休園による損失として133億円を計上した。