[東京 28日 ロイター] - 日立製作所は28日、2021年3月期の営業利益(国際会計基準)予想を、従来の3720億円から前年同期比39.6%減の4000億円に上方修正した。上場子会社の日立金属が前回見通しから悪化するものの、システム構築やビルシステムなどのIT、工場自動化などのインダストリー、鉄道などのモビリティの各セグメントの業績が想定を上回る。

リフィニティブがまとめたアナリスト予想の平均4412億円を下回った。

同時に発表した20年4―9月期の営業利益は前年同期比39.2%減の1807億円だった。

中間配当は前年同期から5円増配の1株50円とした。

(久保信博 編集:田中志保)