[26日 ロイター] - ロイターの分析によると、米国の新型コロナウイルス新規感染者数が先週、前週比24%増の48万5000人超となった。実施された検査数は5.5%増えた。

25日までの1週間の死者数は約5600人となり、前週から15%増加。少なくとも2週連続で死者数が増えた州は50州中16州と、前週の9州から増えた。

死者数が2倍以上に増えたのはコネティカット、アイダホ、ミシガン、ミネソタ、ニュージャージー、オハイオ、ワイオミングの7州。ただこれらの州の死者数はテキサス、フロリダ、カリフォルニアの各州よりも低い水準にとどまった。

少なくとも2週連続で感染者が増えたのは36州と、前週の34州から増加。2週連続増加した州にはフロリダ、オハイオ、ミシガンなど大統領選の激戦州が含まれている。

COVID・トラッキング・プロジェクトのデータによると、米国では先週、770万件の新型コロナ検査を実施。そのうち6.3%が陽性と判定され、陽性率は前週の5.4%から上昇した。

陽性率が最も高かったのはサウスダコタ州の40%。これにアイダオ州の34%、ワイオミング州の29%が続いた。陽性率が10%を超えたのは14州だった。