[香港 27日 ロイター] - 香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は27日、来週3日間の日程で北京を訪問し、反政府抗議デモや新型コロナウイルスの影響を受けた香港経済の活性化計画について協議すると明らかにした。

ラム長官は定例会見で、11月3日に深セン市に向かい、その後北京を訪れる計画だと説明した。

「今回の北京訪問は経済がテーマだ。香港の経済情勢は非常に深刻だ。中国本土、特に(広東省、香港、マカオの)粤港澳大湾区とのより良い統合に向けて香港が取るべき方向性の観点で、我々は中国本土からさらなる支援を必要としている」と述べた。

ラム長官は、今月行う予定だったが北京で香港への経済支援について協議するため延期した年次施政方針演説について、11月末までに行う予定だと語った。

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