[北京/ワシントン 23日 ロイター] - 中国外務省の趙立堅報道官は23日の記者会見で、米国は中国との関係を巡り各国を脅迫しているが、そうした行為は成功しないと述べた。

ポンペオ米国務長官は来週スリランカを訪れるほか、インド、モルディブ、インドネシアへの訪問も予定されている。中国に対抗する上でこれらの国から支持を得る狙いがある。

国務省の南アジアと中央アジア問題担当高官、ディーン・トンプソン氏は22日、記者団に「われわれはスリランカに対し、長期的な繁栄に必要な経済的独立を確保するために困難だが必要な決断を下すよう迫る」と述べた。

中国を名指しすることは避け「差別的で不透明な慣行とは対照的に、透明で持続的な経済発展のためにわれわれが提供する選択肢をスリランカが検討するよう促す」と語った。