[22日 ロイター] - 米バイオ医薬大手のモデルナ<MRNA.O>は22日、新型コロナウイルスワクチンの後期臨床試験(治験)で被験者3万人の登録が完了したと明らかにした。これまでに約2万5650人がワクチンの2回目の接種を受けたという。

被験者のうちマイノリティーは1万1000人超で、内訳はヒスパニック系が6000人、黒人が3000人など。

米食品医薬品局(FDA)は治験ワクチンの緊急使用許可(EUA)を認める際の審査条件として、ワクチンの完全接種後最低2カ月分の安全性データの提出を求めている。