[シドニー 20日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(RBA、中銀)のケント総裁補は20日、中銀理事会が追加緩和を検討していると発言、債券買い入れの対象を期間が長めの国債に拡大することも含まれる、と述べた。

総裁補はロイターの質問に対し、期間が長めの国債を買い入れることが選択肢の1つだと発言。

「そうした長めの(国債の)買い入れを定期的に実施する可能性がある。イールドカーブの長めのゾーンを引き下げ、資金調達コストを下げることが狙いだ」と述べた。

「恐らく、為替レートへの効果も含め、ポートフォリオのバランスを取る追加の効果もあるだろう」とも発言した。