【解説】ゼロからわかる2020年ノーベル経済学賞
NewsPicks編集部
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注目のコメント
今年のノーベル経済学賞についてインタビューしていただきました。僕が喋ったのよりもずっとちゃんと整然としてまとまったインタビューになっていて恐縮です(恥)
僕も彼らと同じ「マーケットデザイン」という分野を研究していて今回の受賞を本当に嬉しく思っています。日本でもこの分野の知見が社会に生かされることを願っています。ちょうど東大で設立した「東京大学マーケットデザインセンター」のキックオフシンポジウムを来週やるので、よかったらぜひ御覧ください(申し込み締切すぐです!)。
https://sites.google.com/view/utmd2020symposium今年のノーベル経済学賞となった「オークション理論」について受賞者と同じスタンフォード大学経済学部に在籍していた小島武仁教授に解説してもらいました。
海外で広く行われている電波の周波数オークションだけでなく、グーグルやフェイスブックの広告販売など、さまざまなところでオークション理論の活用が進んでいます。
今年、アメリカから帰国して日本でマーケットデザインを広めようとしている小島さんの取り組みも楽しみです。海外では、研究を研究に終わらせず、実経済に応用し、その結果をまた研究するという、いい循環ができているようです。健全なマーケットに欠かせない理論だということがよくわかりました。