気候変動との闘いの最前線に生える「バイオニック雑草」とは?
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たしかに、もうCO2の排出を減らそうとするだけでは状況は改善しそうにないですね。植物の力に頼るのはいいと思うのですが、生き物ってそう都合よく人間のためだけに働いてくれるものではないので、何か思いもよらぬ悪影響が出ないか、出たときにすぐ駆除できるのかが気になります。とくに雑草というのは、人が駆除しようとするとますます子孫を増やしやすくなるような生存戦略をとるものが多いので、要注意です。
シロイヌナズナは、厳密にいうと「雑草」だ。という言葉の使い方は違和感があります。
雑草は定義も人それぞれで、広範囲の草本を指すから、逆に厳密に言っていないような気がします。
シロイヌナズナは、何十年も前から研究され遺伝子が全て分かっている
アブラナ科シロイヌナズナ属の一年草である。が正しいかと。
また、シロイヌナズナを持ち上げるためなら以下のような
論理展開が必要だと思われます。
①植物は光合成によりCO2の吸収するがその「CO2 吸収能力は、葉量や葉の傾きや配列など、葉群のもつ構造的 特性により変化する」
大気浄化植樹マニュアル p31
https://www.erca.go.jp/yobou/pamphlet/form/05/pdf/jyoka00_all.pdf
②
草であるシロイヌナズナのCO2吸収能力は樹木などに比べて小さい。
しかし
③
シロイヌナズナは、根系を長くした場合
吸収量が〇〇倍になる。
さらに
④シロイヌナズナの遺伝子の技術は系統が類似する
大豆や主要な野菜など応用可能で
これらの作付け面積は〇〇haと広大で
そのCO2固定ポテンシャルは高いCO2を地下に閉じ込めるってすごい発想!でも土壌はそれで何か不自然な変化が起きないのだろうか?コンセプトは良いけど自然にありえない事をやってひずみが出るのが心配。
でも、限られた資源を使い切らないように地球規模で使用量を減らすのは無理があると誰もが気付いてますよね。物言えぬ自然から恩恵を受けておきながら、自分たちの手で自然に負荷をかけてきたのは事実。
このように解決アイディアを出し続けるのは良いこと!