日本の科学者は「給料安い」「ポンコツ多い」(一流科学者・覆面座談会)
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研究者の多くは、ある面ではポンコツ。
社会とうまく折り合えないひともいる。
ただ、自分の専門には熱中できる。
それで、社会の片隅の小さな領域を変えてしまうこともときどきはある。
そのような研究者を尊重する必然性があるかと言えば別に無いのですが、社会の0.1-1%くらい、そのような人たちにいてもらうと、社会にとって良いこともある、と。
多様性ですよね。
一方で、その研究者の人生が救われます。
診療と研究だけは好きでまあまあ上手にできるポンコツの一人として、声を大にして、私たちを大事にして欲しい、と言いたい。
今後の日本から研究者が絶えて、論文が年間一本も出なくなった未来、だれも見たくないと思うのですよね。
いや、国民の多くがそれを望むなら、別にそれならそれでも構わないのですが。
注目のコメント
悲しみしかない
15年前もほぼ同じ思いだったので、今はもっと酷いと思います
少子高齢化に日本の民主主義の行政が機能しなかったんだなと
行政がリスクを避けたしわよせ
わかりやすい人数という数値目標
成果が出やすい所への選択と集中
財布と許認可を握られているから、大学は文科省に忖度し過ぎてしまった
もはやこれまでかも
追記
研究者は基本、内発動機で研究するので、大金よりも自由と安定を望みます。「優秀な人」も色々ですが、高い給料やステータスを動機としている人は外発動機が大きいので、そう言う方はベンチャーエンジニアで大金を掴む人生を送るのが良いでしょう。
研究にとって、お金があるに越したことはないのは当然ですが、お金がありすぎるとお金がかかる研究しかできなくなってしまう弊害もあります。
特定分野に集中してお金をつけても、結局は皆同じことしかできないので、むしろ余計にお金が無駄になります。
基礎研究は必ずしも大金はかかりません。山極前京大早朝は、「ジャングルを育てるには雨を降らせるしかない」と表現しましたが、安くても一定額はばらまきをした方が良いと思います。ワタシは工学者なので、科学者の方々の事はよくわかりませーん
あ、それでも一つ言えるのは、ニホンから来て5ー6年位でお帰りになると、ニホン人の傾向 (=自虐反省好き) として、自国の悪い面ばかり目に付く、というのはあると思いますねぇ ガクシャばかりじゃないでしょ、コレ山崎先生:米国での給与、盛りすぎではありません。
1. もちろん名前は伏せますが、とあるアメリカトップ大学の情報系の着任後数年の先生の年俸が約2000万円でした
2. ある非常に優秀な修士卒で機械学習が専門の学生を雇用しようとしました。新人給料はどの程度か聞かれて、年俸100K (=1000万)を超えるくらいかと言ったら、かえって来た反応は「そんなに安いの?」でした。シリコンバレーの給料はえぐいです。我々は到底競争できません。