“製造業DXの象徴”へ、大手3社が共同出資会社を設立
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DXはITだけでなく、習慣もトランスフォーメーションする事になると思いますが、これまで、人間の能力の限界を憂慮した 様々な工夫が積み重なって、変え難い習慣として 組織に凝り固まっていると思います。
その為にDXは、2つの対立するアプローチと闘う、痛みを伴う活動になるはずです。
①暗黙知オペレーションの形式知化、単純化モデリングで分断
②分断の 一気通貫
+トレーサビリティ、セキュリティ、シミュレーション
+継続改善 +度重なるイノベーション
ここでは②に注目しますが、分断しているのは、情報であり、活動であり、ノウハウや標準などです。
例えば、モノを特定するための識別子をイメージしてみます。
企画では名前で呼んで、設計ではコード、生産準備では別の番号、製造では、オーダーでは、外注先では、別の工場では、海外では、物流では、倉庫では、組み合わせ後の製品では、最終完成品では、補給では、廃棄、CRM、次の製品では、ではでは。。 同じモノ、同じ種類に、何通りの呼び方があるでしょうか。ほぼ無限です。
この多様数多な呼び方が、旧来人間の限界を憂慮した工夫、凝り固まった習慣の例です。分断しているものを紐付けるのは 大変至難の業、ムダです。
さてDXです。上記習慣打破が伴ってなければ効果薄いです。同じインスタンス、クラス、オブジェクト継承で 一気通貫の名称コードを付与して、習慣打破したいでしょうか。ICTは 現実的な力になります。
DXその後のメリットは、Industry Xや、日本流 Industry Xの狙いから容易に、いくつも上げることができると思います。 企業によってはアナログ世界で①を成し遂げる事で②をかなりのレベルで達成し続けています。②には組織力を高める、計り知れない効果があります。
一気通貫すべきのものがある、習慣に目眩しされない。
これを推し進める大変なDXですが、この記事で紹介されてる強力な連合とノウハウなら、成し遂げると思います。