[14日 ロイター] - オーストラリア銀行2位のウエストパック銀行<WBC.AX>は14日、海外事業を見直した結果、中国など複数のアジア市場から撤退し、豪国内およびニュージーランド事業に専念すると発表した。

北京、上海、香港、ムンバイ、ジャカルタの事業を閉鎖し、海外事業をシンガポール、ロンドン、ニューヨークの3支店に集約する。

関係筋によると、これにより主に上海・香港を拠点とする150─200人を削減する。計画は24カ月以内に完了する予定。

同社は、この変更は現金収入には影響せず、資本効率を改善するとした。