[ロンドン/ワシントン 8日 ロイター] - 米ソーシャルメディア大手フェイスブック<FB.O>とツイッター<TWTR.N>は8日、政治家や政府の支援を受けて米国や日本を含む複数の国で偽情報を流していた10以上のネットワークを排除したと発表した。

両社が個別に発表した声明によると、停止したアカウントは3500を超える。正体を隠して偽情報や誤解を招く情報を拡散していたという。

これらのネットワークが標的にしていたのは米国、日本、アゼルバイジャンなど少なくとも17カ国に上る。

ツイッターはアカウントを凍結した5つのネットワークがイラン、サウジアラビア、キューバ、タイ、ロシアの各政府と関係したグループとつながっていたと指摘した。

またフェイスブックによると、削除した10のネットワークは国内ユーザーを標的とする政治団体の結びついていた。ミャンマー軍やアゼルバイジャン与党の青年グループなどが対象になっていたという。