上半期倒産、過去30年で最少 コロナ禍も、公的支援で
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利子補填してくれる補助金が、2~3年後から利子の支払いと据置期間の終了で返済が始まった途端に一気にパタパタっと潰れる会社が出ると思ってます。
社会的な新陳代謝も、倒産する当事者からしたら会社が無くなるわ自宅も無くなるわで路頭に迷うこと必至。
新陳代謝って外から見てる人だから言えるよね〜。今、経営に不安を抱えて頭を悩ませてる経営者からしたら「ふざけんな」って話じゃないかな。
売上半減で補助金貰える制度も、ウチみたいな高額商品を扱わない卸業者は2~3割減がいいとこで貰えない。貰えないけど減ってるままズルズルと行っちゃうんですよね。
結構儲かってる会社も、自動車関係なんで車販が好調な月が去年あれば、「売上」としては半減するのはザラ。
半減したから200万貰えてますよね、そういう所は。
制度上の権利ですから、貰った方が悪いとは思いませんが、減少率で段階的に貰えたら、卸売業は助かったかな〜って思いますよ。
普段から儲かってても貰えて、利益率悪い卸売はそこまで極端に落ち込まない(落ち込めない)からドンドンしんどくなってくなってのが自分の肌感覚です。
どこか頭の片隅に「撤退」の文字が常にありながら日々もがいてるのは地味にストレスですよ。
注目のコメント
もちろん公的支援が倒産回避による雇用の確保、社会の安定につながっている面はあります。
ただ、日本の「倒産=一巻の終わり」みたいな風潮もボチボチいかがなものかなあと思います。陳腐化したものを無理やり残し続けることが本当にいいのか。ハンコやFAXに固執することに通じます。
特にアメリカで顕著ですが「倒産=出直し」なので、社会全体で見ると新陳代謝が進むダイナミクスが働きます。
もっとも、労働集約型の旧産業からデジタル中心の新産業へ民族大移動がキレイに起こらないという不都合な真実はあります。それでも、人手不足な日本こそ、本来はもっと大胆に新陳代謝が進んで然るべきなんだと思います。問題はこれから。
加えて、倒産でにっちもさっちも行かなくなる前に休業、廃業した会社の多さを考えると、これが良い将来を指し示しているとはとうてい言えないニュース。
日本は全世界でも飛び抜けて長寿企業が多い国。それらの長寿企業の殆どは中小企業。何百年、或いは千年前後も続いてきた企業はそれなりに良い意味での強かさを持っていますが、それにしても今回の衝撃は大きい。こうした企業が消滅していくようであれば、それこそ日本の落日です。