良い歯医者を見つける唯一の方法
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注目のコメント
歯科医師の自分が読んでも、共感、納得する部分が多いです。
HPだけでは実際の判断は難しいところも多いですが、この記事の参考にすることは大きな外れはないように思います。
自分が相談される場合の判断材料としては、利益に直結しないところで、3点をお伝えします。
初診時にカウンセリング、治療の説明体制がしっかりしていること。
患者個別での器具の滅菌が行われていること(現在ではシールドなどの完備、清拭も)。
根管治療ではラバーダム(感染防止策)を使用していること(日本以外の国ではラバーダムをしないで根管治療をすることは程ないです。)
紹介してほしいといわれ、相談者が都内、関東近郊であれば、歯科大学をまずお勧めすることもあります。研修医、専攻医が治療のメインとなりますが、指導医もおり、利益追求に追われる診療をしないことが多いからです。今は信頼できる歯科衛生士さんのもとに3か月に1回、口腔内の健康チェックに通ってますが、、、20代後半あたりから始めたかったと思う習慣です。
歯科医院を経営されているということで、たしかに
よくご存知なのでしょう。言われることは理解できますし、共感できる部分も多いです。
ただし技術の進歩によって改善、開発された部分もありますから、NGワードの一つに敏感になりすぎることはないと思います。
例えば
セレックのくだりなど…CADCAMはすごく精度がよくなりました。
ゴールドが… 金が良いかどうかはさておき金色をしていても含有率は14k〜20k相当まで様々あります。
在籍歯科医師の数も…優秀で良いベテランの先生がお弟子さんを指導するという場合もあります。それは大学病院の医局と同じように機能すると思います。
余談ですが、ジルコニアも材質はセラミックの部類に入ると思います。
メタルボンド→セラミックとして、ジルコニアは別物とした方が説明しやすい…という理由で詳しい違いを省いたものと思います。一般的に広くそのように説明されることが多いと思いますが…
ですが、セラミックは無機物を焼いて固めたモノのことを指すので
メタルボンド→金属に裏打ちされたセラミック
Eマックス→溶かしてプレスして作るセラミック
ジルコニア→セレックなどCADCAMで機械加工して作るセラミック
そして無機物の材質自体は全て違います。それぞれに長所短所があるのて適材適所に使います。
どれも悪いモノではなく、これが一番良い!というものでもありません。
とはいえこんな説明をしたところで患者さんには届かない…余計に迷わせることになる。
だから提示する選択肢も少なくしよう。という風になることも仕方ないことです。
まず今自分の歯を大事にしましょう。定期検診はこまめに行きましょう。僕は3ヶ月に一回の間隔にしたいのに保険のルールでは半年に一回しか通えないそうです。
自分の力では完全に磨けている自信は全くないのに…怖くて仕方ないです。でも実費負担となると…払いたくないと思ってしまいますね笑
日本の歯科治療の費用はすごく安いんですよ!