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相変わらず日本人が受賞しなかった時の扱いの小ささが酷い。ロジャー・ペンローズの受賞は理論分野での物理学賞が厳しくなっている中の快挙で素晴らしい。ペンローズタイルとか一般人にも分かりやすい切り口から、理論物理の深淵についての日本記事がほしい
今年のノーベル物理学賞はかなり意外!なんと受賞者の研究分野は物性物理学ではなく宇宙物理学・天文学から!

言わずと知れたロジャーペンローズ(Roger Penrose)
天の川銀河の中心の超巨大ブラックホール(太陽の約400万倍の質量)の同定に寄与した、
ラインハルト・ゲンツェル(Reinhard Genzel)と
アンドレア・ゲズ(Andrea Ghez)

ロジャーがこのトピック(ブラックホール)で受賞したのはかなり意外。彼は幅広く理論物理学に貢献しているが、ペンローズ図やペンローズ過程などが重力理論関連では有名。むしろ現実的な天体としてのブラックホールの理論ではマーティン・リース(Martin Rees)の方が貢献度が高いと思う。ロジャーは、想像上の天体ではなく実際に存在する天体としてのブラックホールのコンセプトを特異点込みで考えたのが評価されたのだろうか。

実は、「銀河中心の巨大ブラックホール」というトピックで、来年あたりにブラックホールの直接撮像(影)で有名なEHTのシェパード・ドールマン(Sheperd Doeleman)とマーティンとゲンツェルが共同で受賞すると私の中では予想していた。アンドレア・ゲズはUCLAの研究者で比較的若手のバリバリの天文学者(女性)だ。とにかくおめでとうございます!
Roger Penrose博士はブラックホール形成を理論的に示した論文を発表、そしてReinhard Genzel博士とAndrea Ghez博士はブラックホールの周りを動く恒星の不自然な動きから「超巨大質量のブラックホールが存在しないとこの動きは説明できない」という論文を発表したことです。

ブラックホールといえば、去年初めて撮影成功したこともあるので、なかなかホットなテーマです。

ちなみにRoger Penrose博士は「ペンローズの階段」を考えたことでも有名。ペンローズの階段はエッシャーに大きな影響を与え、クリストファー・ノーラン監督の映画『インセプション』にも出てくるので、芸術の分野にも貢献しているといえます。