データから洞察を導き出す能力、日本企業は主要10カ国の平均以下--IDC調査

コメント

注目のコメント

• 中畑 良介

  アクセンチュア AIグループ マネジングディレクター

  ・2020年10月07日

  ＞「データを分析する人が業務プロセスの流れに沿ってデータを理解する専門知識を持っていなかった」（28％）
  記事中で挙がっている理由の中では、個人的にはこれが一番大きいと思います。日本の企業を見ていると、やはりデータサイエンティストやAIエンジニアという職種の人たちは単独で動いていることが多い気がします。これはマネジメント側にも責任があって、AI使えば何かできるでしょ、という浅い思想が背景にあると思います。
  実際には、ビジネス背景、ドメイン知識、データ抽出元のシステム仕様、適用したい業務のプロセスなど、様々な観点から総合的に考えなければデータ分析はうまくいきません。
  そういった分析に必要な体制を見極め用意してあげることも、データサイエンティストを管理するマネジメント層の仕事の範疇だということを理解すべきです。