[東京 6日 ロイター] - 公明党の山口那津男代表は6日正午過ぎに開かれた政府・与党連絡会議で、来年3月までとなっている観光支援策「GoToトラベル」の期間延長や予算の積み増しを要望したことを明らかにした。

会議後に会見した山口代表によると、福島県や沖縄県で「GoToトラベル」が終了すると、新型コロナウイルスの感染拡大による需要減少分を取り戻せないといった声が出ており、延長が必要と説明した。必要な延長幅については今後議論するとした。

2020年度第3次補正予算や「GoToトラベル」事業の延長については、今後公表される7-9月の国内総生産(GDP)速報などを踏まえて検討する意向を示した。

(竹本能文 編集:内田慎一)