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米韓、北朝鮮の新ICBM確認か 10日のパレードで公開も

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    拓殖大学大学院 客員教授

    この記事には注目したい。「朝鮮日報は4日、北朝鮮・平壌近郊の平城の工場付近で新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)や発射台付き車両(TEL)を米韓情報当局が確認したと報じた。10日の朝鮮労働党創建75年に合わせた軍事パレードで公開するもようだとの韓国政府関係者の話も伝えた。同紙によると確認されたのは9月末で、北朝鮮が2017年11月に発射した「火星15」より大きい。米韓情報当局は、複数の弾頭を搭載して米首都ワシントンやニューヨークを同時攻撃できる多弾頭型ICBMの可能性に注目しているという」。

    複数の弾頭を装着してミサイルを発射すると迎撃する側はすべてを撃墜することが困難になってくる。北朝鮮が新型の弾道ミサイルというときは、大陸間弾道ミサイル、多弾頭ミサイル、SLBM潜水艦のことを意味している。いよいよ10月10日に登場するのだろうか。軍事パレードが挙行されれば、北朝鮮は「米国の東海岸も安全ではない」とのメッセージを発信するのだろう。その意味するところは、前提条件なしにトランプ大統領との米朝首脳会談を開催することへの期待。トランプ大統領の回復を北朝鮮が一番願っているという話はフエイクニュースではない。


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