[ワシントン/シカゴ 2日 ロイター] - 米民主党のペロシ下院議長は2日、米航空業界向けの250億ドルの追加雇用支援策を巡る合意が「目前に迫っている」と述べた。

ペロシ議長は航空業界向け追加支援について、協議中の包括的な新型コロナウイルス追加経済対策法案の一部か、独立した超党派の法案として下院で可決されるだろうと指摘。「航空業界の雇用支援策は合意に達する見込みだ」とし、航空各社に一時帰休や解雇を先送りするよう求めた。

これを受け、航空各社の株価は急伸した。

議会関係者によると、米政権と民主党指導部が包括的なコロナ追加対策で合意に達しなければ、下院は超党派の航空業界向け支援策を2日中に可決し、来週にも上院で審議される可能性があるという。