[ニューヨーク 30日 ロイター] - 30日の取引で、米原油先物が2%超上昇。北海ブレント先物も下げ幅を縮小して終了した。追加の新型コロナウイルス経済対策の協議が前進するとの期待が追い風となった。

週間米石油在庫統計で、原油在庫が200万バレル減と、アナリストの増加予想に反し減少したことも相場を支えた。

清算値は、米WTI原油先物<CLc1>が0.93ドル(2.4%)高の40.22ドル。北海ブレント先物<LCOc1>11月限は一時40.30ドルまで下落したものの、その後は0.08ドル安の40.95ドル。中心限月12月限は0.74ドル高の42.30ドル。

ペロシ米下院議長とムニューシン米財務長官は、暗礁に乗り上げている追加のコロナ経済対策を巡り協議し、交渉の打開に期待を示した。