[エルサレム 24日 ロイター] - イスラエル内閣は24日、新型コロナウイルス感染拡大抑制のためのロックダウン(封鎖)を強化する方針を決めた。ネタニヤフ首相は感染拡大で同国が「がけっぷち」にあるとの懸念を表明していた。

イスラエルは18日に2回目のロックダウンに踏み切った。しかし過去1週間には1日当たりの感染者数が7000人に迫り、一部で医療逼迫(ひっぱく)が起きている。

国内メディアによると25日からは、金融、エネルギー、医療、テクノロジー、農業、食品製造・販売など「必要不可欠」な事業のみ業務が認められる。移動規制は強化され、汚職疑惑などで首相退陣を求めているデモにも適用される見通し。適用には議会の承認が必要だ。