佐川と日立物流が資本業務提携解消へ、統合構想は4年で白紙に
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注目のコメント
シナジーなどないと書いている方いますが、ビジネスベースとしてはそんな事は無かったと思います。
問題は、時価総額で4倍近く違う中で、2社が対等な関係を維持するというのは難しく、佐川の傘下に入る形になるときに、
大企業ガバナンスから佐川一族万歳文化に行くのを日立物流側が拒否したということかと思います。
今、超優良物流会社は引く手数多であり無理する必要はないこともその背景にあると思う昨年SGホールディングスに会って「そろそろ合併ですか?」と聞いた時に「もうこのままでいいかなと思ってるんだよね」って答えが来た時点であんまうまくいってないのかと思いましたが、解消までいくとはね
ちなみに記事の筆者は佐川急便を宅配便の会社と勘違いしているようですが、佐川の利益の大半はBtoBの企業間物流が稼いでいます。BtoCの宅配便は今となっては余ったキャパでやっている程度です。おかしなコメントがありますが、否定するのは誰でもできますからね。
企業間物流と個人向け物流を同一プラットフォーム上で実装している物流企業もあります(具体名は言えないが、トップ3のどれか)。そんなことも知らないのかな?
佐川急便は言わずと知れた同族経営の会社で、古風で保守的な考え方で知られています。日立との企業文化の違いが意識のずれを生んだのではないかと想定します。繰り返しますが、システムや仕組みを統合するのは可能です。ただしそれは、両社の考え方や戦略、意識を合わせることが大前提だけどね。