[ワシントン 18日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は18日、2%を超えるインフレ率を容認するという米連邦準備理事会(FRB)の新戦略を実施するに当たり、インフレ率の四半期ごとの水準ではなく、上昇する速さを注視すると述べた。

FRBの新戦略を巡っては、当局者によって解釈が異なっている。ボスティック総裁は、インフレ率が2.3%でも安定的に見えるなら問題ないが、四半期ごとに2.2%、2.4%、2.6%と加速するようなら懸念要因となり、経済を落ち着かせる措置が必要になるとした。