[東京 14日 ロイター] - 米ユナイテッド航空<UAL.O>は14日、成田空港にある客室乗務員の拠点を10月1日に閉鎖すると明らかにした。同拠点には270人の客室乗務員が所属している。

このうち一部は米国に異動する可能性があるという。ロイターは6月、同社が日本など3カ所の海外拠点を閉鎖する計画だと報じていた。

今月2日には、新型コロナウイルス禍による航空業界への打撃が続く中、10月1日に米従業員1万6370人の一時帰休を計画していると発表。同社は政府による250億ドル規模の航空業界向け雇用支援から支援を受けているが、9月末に期限を迎える。一時帰休対象には客室乗務員6920人も含まれる。