日立、英原発計画から完全撤退へ 安全対策で工費膨らむ
コメント
注目のコメント
福島の事故を経験して『原発輸出国』としての責任はずっと付いてきます。ベトナムの『日の丸原発』も頓挫しました。
日本政府の「原発輸出」への思いは、佐藤栄作政権時代から垣間見えます。核兵器保有の可能性を研究した中で、それ自体は現実的では無いものの、将来成長が著しい産業としてわざわざ「原発産業の輸出」をあげていました。
原発の新規建設が厳しい中で、国内の原発技術者を絶やさないために「廃炉ビジネス」に活路を見いだすべきとの意見があります。実際に大学の中には核管理とともに廃炉教育へ舵を切ったところもあります。次期政権、原発政策への言及にも注目しておきたいです。
追記@@
日立の撤退方針は、外国人の社外取締役の反対で否決の可能性もあるとのことです。https://newspicks.com/news/3536012
廃炉ビジネスといっても、普通の建造物みたいに発破かけて済むようなもんでもないから、やっぱり新設の時の図面とかを読める人がいないと困ると思うよ。それに廃炉みたいな(表現悪いけど)後ろ向きビジネスを若者がやりたがるかな?
恐らく、今後原子力技術者は高齢化し若手は育たず、日本の原子力産業は衰退し技術は失われ、廃炉するときには中国韓国ロシアあたりに協力を仰がないといけなくなるのでは。まぁ、それも仕方ないことだとは思うが。
あと昔書いたけど、学術的な目線で隆盛を誇った技術がどうやって失われていくのか、という研究の題材にはもってこいだとは思う。
15年くらい前は、「原発ルネサンス」として経済紙も取り上げてたんだけどね。徒花だった、ということでしょうかね。