【菅義偉】「国を動かす人事」たった一つの基準
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こんな当たり前のことができないのが霞ヶ関の縦割り組織
海上保安庁の組織にかかわらず、これからは更なる風通しの良い、かつモチベーションの高い組織に作り上げなくてはいけません。
行政改革は必須です、なぜなら安倍政権時代の森加計問題の様に、その本質が首相への忖度ではなく、官僚組織の問題点だという事の本質に気づかれている人ですから
>>海上保安庁の長官というのは昔、国交省と旧運輸省の事務次官になれない人の第2ポストという位置づけだったんですよ。
そんな人が海上保安庁の長官になっても、現場の海上保安官たちとは共通の意識を持てませんよね。それでは海上保安官たちの士気にも関わります>菅 (国を動かす方々の人事、)もちろん簡単ではありません。しかし、私の方針は一つです。
>私たちは、国民の皆さんと約束した数々の公約を実現するために仕事をしています。人事の基準は「そのために尽くせる人か、そうでないか」しかありません。尽くせる人であれば慣例にとらわれず、抜擢し登用します。縦割りの打破は確かにやっている。
そしてそれについては確かに一定の意味がある。
しかし、それは権力の中枢側からしての縦割りの打破であり、権力者の顔色を見て、という形に変わった側面は否めない。
そしてこれが縦割りと比べてどちらがましかは、考える必要がある。
本来なら、そのどちらでもないあり方として、大枠提示と権力抑制の2つに絞り、アイディアはきっちり活かせるが、必ずしも意に沿わない人を(中枢では使えなくとも)ある程度活かす道と、自らの後の検証準備の要因として置くのが筋なのだが、そうした面が出来ているとは言い難い。
記事内に海上保安庁長官の話が出ていたが、確かにこうした論点は20年位前に弘兼憲史さんらが提唱している。
ただこういうあり方は本来、文民統制のあり方にはそぐわない。文民統制の意義を理解してやっているのかは疑わしい。
改革の多くは何かを変えること。しかし、変えるときに全部良しとなるような事案は限られる。その弊害をいかに抑えつつ、ということをやらないと、誰も暴走を止めることが出来なくなる。