エプソンのプリンターが「インクで儲ける」仕組みを自ら覆した理由
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注目のコメント
こんなにピックされていて嬉しいです。裏話です。
昔 エプソン本社のCS部門の部長を兼任していた時、部下がインクカートリッジの収益モデルは、顧客のためにならないので変えるべきだと提案してきました。そういう意見は社内にも多かったです。
これはうちの収益の柱だぜ〜と思いながらも、立場上顧客のことを考えましょうと言わなければいけないと、プリンター事業部長に会いに行き、ビッグタンク(当時はそう言っていた)のプリンターを検討してくれと言ったものです。
同席していた事業部部長達から、本社は気楽なもんだと顔を真っ赤にして怒鳴られましたが、事業部長は考える必要はあるなと言ってくれました。
1年ほど経ってインドネシアで発売されたのですが、秘密部隊に開発させていたのだなと得心しました。
立派な事業部長だったと思い出しました。
なお、私のCS部長兼任は半年で解かれ、ホッとしました。いわゆる途上国でイノベーションを起こして先進国に持ち込むReverse Innovationの事例として有名なエコタンクの話ですね。
他国の市場を本気で狙ってPDCAして適用して、さらに世界に展開しようという経営の意思がないと出来ないことです。
エプソン素晴らしい。個人でプリンタを持つととにかく、カートリッジの入れ替えに無駄にコストがかかります
エプソンの挑戦は本当にありがたいし、長期的にみて間違いなく吉
レッドオーシャンを抜け出し、自らブルーオーシャンを作り出す姿勢、社内でも相当な反発があったと思います、それを成し遂げた経営陣はご立派