[上海 10日 ロイター] - 10日発表された中国政府のデータによると、8月のスマートフォン(スマホ)出荷台数は前年比15.6%減少した。

中国のスマホ需要が依然低迷していることを示した。華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]、シャオミ<1810.HK>、米アップル<AAPL.O>などの新機種販売環境は以前より厳しくなりそうだ。

政府系シンクタンク、中国情報通信研究院(CAICT)によると、7月の出荷台数は2440万台で、前年同月の3300万台を下回った。

中国は、新型コロナウイルスのロックダウンが解除され販売店がほぼ全面再開した数少ない国の一つで、スマホメーカーが販売面で頼みとする市場だが、出荷台数は5月から前年割れが続いている。