• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

次世代リチウムイオン電池正極材料の劣化メカニズム、原子レベルで解明 東大

10
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


注目のコメント

  • バッテリー スペシャリスト

    LMOのリチウム過剰系正極における劣化メカニズムを、STEMの原子オーダーでのその場観察によって解明したとのこと。

    界面の転位(dislocation)、即ち原子配列の歪みのある箇所で、リチウム濃度が枯渇しLMOの酸素が分離発生して劣化が起こるという。

    酸素の発生はマクロ(メゾ)スケールでは知られている劣化原因ですので、なぜリチウム金属酸化物が(充電した時に)酸素を発生させてしまうのか?を、原子レベルで解明したということです。

    LMOは固溶体モデルでMnを他の元素に置換したりして、性能向上(劣化抑制)を長年やっている正極材料系です。日産もやってましたね。

    転位の発生を抑制した酸化物結晶を使った正極材なら劣化しない、と強引に一般化すれば、現在CATLやテスラが言及している"単結晶"正極(NMC三元系)がその解ということに。

    今回の研究成果は、単結晶LMOを使っているので結晶粒界は無く、ナノレベルの界面上に転位が発生し、そこがリチウム過剰・枯渇の場所となることが分かりました。

    つまり単結晶(テスラのMillionMilesBattery)にしても、劣化要因は残存するということでも有り、また単結晶製法がどんなものか?量産に適うのか?

    益々9/26のテスラ主催、延期続きのBatteryDayが楽しみになりましたね。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか