【岩佐文夫×井上慎平】編集者が行き着いた、最高の読書体験
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「まとめ」や「要約」がこれだけ溢れる時代に、数時間を拘束する本の存在価値とはなんだろうか?とずっと、考えてきました。
本の未来の方向性は大きく二つです。
1: 楽に読めるようにする
2: 「しんどいけれど読んでみよう」と思わせる仕組みをつくる
僕は2にしか本の未来はないと考えます。そう考えあらゆる試行錯誤ののち、一生モノの名著を仲間と読む、対話するためのプロジェクトを立ち上げることにしました。
本は冗長ですが、その冗長さに宿る「プロセス」にこそ、いちばんの学びがあります。プロセスを省いて「答え」だけを手にしても、応用が利かず、アイテムが増えるだけで思考の土台はできません。そんなことを記事では語っています。
ずっと「本ではなく、本が読まれる仕組みづくりを」と考えてきた自分にとっては大きな挑戦です。プロジェクトリーダーの岩佐さんとともに最高のプロジェクトを提供します、ぜひご参加を!ゼミで輪読会をやって以来、人と呼んで、対話する中で自分の思考を理解・成熟させていくことがとても楽しいと感じます。
先日も友人と人類学や心理学の本をいくつかよんだのですが、
『夜と霧』を読んだ時の衝撃と闇から、フランクルの良心や人間の良心的存在に目を向けることができ、改めて自分以外の人との体験共有と思考の完成が大切だと感じました。
この記事、今後も何度も読ませていただいて、今後自分が読書するモチベーションを思い出させてもらいたいと思います。"進化論の結論自体はWikipediaにも載っているわけですが、コンパクトにまとまった文章からはそぎ落とされてしまう、著者の「思考のプロセス」や論考の「起点となった問い」こそが、知識の応用を利かせるための思考の土台となる。"
"言語化しようとする行為そのものが、自分の思考を整理し、物事の理解度をぐっと深めたわけです。"