2020/9/7

【振り返り】安倍政権下で「待機児童」はどう変化したか?

片平 知宏
NewsPicks編集部 記者
 月曜日のNewsPicksイブニング「Theグラフィック」では、トレンドを象徴する1枚のグラフィックで、世界や日本の動きを追う。時に1つのグラフが、まるで語りかけてくるように経済の実態を映し出すことがある。今週の1枚を見てみよう。
2020年度末までの待機児童ゼロを断念
厚生労働省は希望しても保育所などに入れない待機児童が2020年4月1日時点で1万2439人だったと発表した。この1年で4333人減少し、過去最少となった。政府は2021年3月末までに待機児童ゼロを目標にしていたが、4日の記者会見で「なかなか難しい状況にある」(加藤勝信厚生労働相)として、事実上断念。先送りする考えを明らかにした。