導入する企業が急増、人事施策に360度評価を導入するメリット
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MBAスクールのリーダーシップクラスの一環で、自分の職場で360度評価の依頼をして結果を見るという施策があり、私の場合は概ね評価が良かったのですが、人によっては上司から見た自分や、部下から見た自分がまるで想定していた自分像と異なっており、色々と工夫を始める人が結構いました。
Airbnbでも、共同創業者の一人、ゲビアが周囲と上手くいかなくなった際、コンサルを雇い、360度評価をしたところ、完全主義者と見られていたり、周囲に怖がられており、それが原因で悪い報告が隠される傾向が多くなっていることが浮き彫りになり、「ガツンと来た」と語っています。
それがきっかけで、彼は会議や会話の時に態度を改め、「悪い知らせは何かな?」と最初に確認するようになり、周囲との関係を再構築してAirbnbの事業の成長にも大きな要因としてゲビア自身が語っています。
この話はAirbnbの自伝的な良書に書かれていますので、是非お読み下さい💡
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一人で大きなことを成し遂げるには限度があるので、上、下、横全ての意見を客観的に吸い上げて、自己評価と照らし合わせ、良いところは伸ばし、悪いところは改める姿勢がとても大事だと思います。澁谷さんに同意。多面評価は納得感は高まる。
しかし同時に「人が他人を評価することの難しさ」を若手にも求めるわけで、評価者のスキル向上も必要になります。おそらくそのための一つの手法が評価軸と基準を明確にすることですが、これが難しい。職種によっても変わる。だから行動指針とかを評価軸にするのは良いんじゃないかというのが、私のこれまでの経験則です。
っていうのは前田さんが書いてくださっています。(元同期)個人的には180度評価が1番いいと思う。
新卒で働いていた会社は、相互評価制度と言って「同じもしくは近しいランクのもの同士」で、「共に今期仕事した人を指名」して、「指名されたらお互いを評価する」という制度だった。
これは、結構納得いくものでした。
たしかに今期は同ランクの方と比べてよくなかったな、とか、振り返りとしてもいいし、評価もそれに付随する形で現れてたものです。
また、評価軸も明確でした。
会社の行動指針があり、その指針の行動達成度が明文化され、それに照らして、自分も相手も評価するというかたち。
点数として自分がまだまだであることもよくわかったし、普段の行動から、行動指針を見直すきっかけにもなりました。
360度だと、上司部下は好みとか、相性が出やすくなるかな、と思うんですよね。180度で自分の会社もしていきたいなと思いました。