【及川卓也】実践を通し「プロダクトマネジメント」を身につける

2020/9/5
プロジェクト型スクール「NewsPicks NewSchool」では、10月からプロダクトマネジメントを開講します。
プロジェクトリーダーを務めるのは、マイクロソフトやグーグルでエンジニアとして活躍し、現在は複数の企業で技術顧問を務める及川卓也氏です。
こちらでは、プロジェクトの概要と及川氏からのメッセージをお届けします。
【開講迫る】最先端の17テーマを、最先端のリーダーと学ぼう

プロジェクトの概要

プロダクトを成功に導くためには、強い課題解決への意志の下、高いビジョンを描き、戦略を立案し、組織を率いて実現させるリーダーシップとそのための各種スキルであるプロダクトマネジメント力が必要です。
本プロジェクトでは、このプロダクトマネジメントを、ビジョンから一貫性を持ったターゲットマーケットやユーザー設定、プロダクトのUXや機能の設計から実装、そしてデリバリーやグロース方法まで、ケースを通じて実際にチームで考え、実践することで「身につく」研修を予定しています。
世界が凄まじい速さで変化し、プロダクトの価値が高まっている今だからこそ、より実践的なプロダクトマネジメントを身につけることが価値となります。

プロジェクトリーダーのメッセージ

日本においてもプロダクトマネジメントの認知は広がってきました。しかし、ご自身のプロダクトマネジメントの進め方について我流ではないかと不安に思われている方も多いようです。
プロダクトマネジメントは各社各様の考えがあるものの、そこには共通する要素も多くあります。このプロジェクトでは、それをビジョンからデリバリーやグロースまでの一気通貫した手法とチームをリードするスキルを中心に検討していきます。
プロダクトマネジメントについての情報は世の中にすでに溢れていることもあり、プロジェクトリーダーからの基本的な概念のレクチャーは出来るだけ省き、受講生の課題を元にした受講生全員での議論を中心に進めていきます。
実際のプロダクトマネジメントも日々プロダクトと向き合う中での実践から学ぶものです。このプロジェクトの中でも受講生の方々の課題にプロジェクトリーダーと全受講生が真剣に取り組むことから学んでいきます。

プロジェクトで得られるもの

・プロダクトチーム構築やステークホルダーマネジメント方法
・ビジョン策定力
・ビジョンからの一貫性を持ったターゲットマーケットやユーザーの設定、プロダクトのUXや機能の設計から実装、そしてデリバリーやグロース方法
・受講生が手掛けるプロダクトへの実践的なアドバイス
・プロジェクトリーダーや他受講生とのネットワーク
・プロジェクトリーダーやゲスト(未定)によるプロダクトトーク

プロジェクトのスケジュール

Day 1 10/6
プロダクトとプロダクトチーム 


プロダクトマネジメントをプロジェクトを通じて考えるに際し、プロダクトについての共通理解を持つ。また、プロダクトマネジメントにおいて必須の要素となるプロダクトチームのチームビルディングについて考え、プロジェクトを通してのプロダクトチームの組成を行う。

Day 2 10/13
プロダクトビジョン


プロダクトのビジョンはプロダクトチームメンバーやステークホルダー、そしてターゲットなるユーザーやプロダクトの協力者にもなるパートナーすべてを惹き付ける求心力の大本である。プロダクトのビジョン策定方法について考え、本プロジェクトでの各チームが取り組むプロダクトのビジョンを策定する。

Day 3 10/20
プロダクトの原理原則 1


プロダクトには、ビジョンから実際の機能をユーザーに提供するまでの一気通貫の方針が必要だ。事業への価値を提供し、ユーザーの課題を解決するために、さまざまな要求を検討し、最善の方法を考える。この不確かさが増した社会状況においては素早く仮説検証を回すことも肝要だ。このようなプロダクトマネジメントを進めるに際しての根幹となるプロダクトの原理原則を考える。

Day 4 10/27
プロダクトの原理原則 2

Day 5 11/3
プロダクトの原理原則 3


Day 6 11/1
プロダクト解像度 1


プロダクトのビジョンは抽象度が高い状態である。この抽象度は別の言い方ではプロダクト解像度とも言える。この解像度の高い状態とは抽象度が低くなり、プロダクトが実際にユーザーに提供される姿になる。この解像度をあげる中で、プロダクトを研ぎ澄ますためには、洞察が必要である。社会や市場、ユーザーの洞察を通じて、解像度を高める方法を考える。

Day 7 11/17
プロダクト解像度 2

Day 8 11/24
チームリーディングとステークホルダーマネジメント

プロダクトは個人では成功させることは出来ない。プロダクトチームと社内外のステークホルダーとのコラボレーションが必要だ。プロダクトマネジメントを行う担当者は組織上の上下関係の無い社内外の人々に意思を伝え、プロダクトの成功に向けて共に進む必要がある。そのような難しい状況下において、人々を動かす方法を考える。

Day 9 12/1
プロダクトマネジメントのインストール


未だ多くの企業がプロダクトマネジメントを企業内に根付かせられていないか、またはその真価を発揮させられていない。受講者自身の企業に、プロダクトマネジメントを導入し、事業発展の武器として活用できるようにする方法を考える。

Day 10 12/8
プロダクトピッチ

プロジェクトを通じて、チームで進めてきたプロダクトプランについて発表を行う。
プロダクトマネジメントは、10月6日(火)スタート。プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください。
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