[北京 31日 ロイター] - 中国国家統計局が31日発表した8月の非製造業購買担当者景気指数(PMI)は55.2で、前月の54.2から大幅に上昇した。新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた需要の回復が続いている。

PMIは50が景況改善・悪化の分岐点となる。

中国の非製造業部門は小規模な民間企業が多く、失業や給与削減、感染第2波への懸念で消費者心理が圧迫される中、製造業部門と比べてこれまでのところ回復は緩やかなペースにとどまっている。

製造業と非製造業を合わせた総合PMIは54.5で、前月の54.1から上昇した。