日本の人種差別問題、「Black Lives Matter」で浮き彫りに
BBCニュース
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"19世紀、長く鎖国をしていた日本にアメリカが開国と貿易を迫った時、アメリカ海軍は日本の外交官をミンストレル・ショーでもてなした。ミンストレル・ショーとは、アメリカで20世紀初頭まで行われていた、白人がブラックフェイスで演じる踊りや芝居のことだ。
その後、東京の繁華街では1930年代まで、ヴォードヴィル(流行の曲などを取り込んだ軽演劇)の中で日本人がブラックフェイスを行っていた。当時人気だったコメディアンの榎本健一、通称エノケンも、1920~30年代に何度かブラックフェイスを行っている。
「日本のこうした歴史は、事実、アメリカと同じくらい長い」とラッセル氏は指摘する。アメリカよりも規模は小さく、アメリカ社会とのつながりもないものの、黒人に対する固定観念はずっと続いてきたのだという。"直接の暴力被害は少ないかもしれないが、メディアでの差別的表現、ブラック企業による搾取、カスタマーハラスメントなど陰湿なケースは散見される。
どの国にも特有の問題があり、民度とやらで他国に偉そうな口を叩ける資格がある者などいないのだ。日本に人種差別があり、多様性の薄い島国は差別が根強く残ることは否定しない。
けど、奴隷貿易で人種差別を世界中にばら撒いた巨悪の根源たるイギリスがどの口で批判するのか理解に苦しむ。
日本では差別はあっても黒人は射殺されない。