[テルアビブ 26日 ロイター] - イスラエル軍は、パレスチナのガザ地区からイスラエルに向けて発火物を付けた風船が飛ばされていることを受け、ガザにあるイスラム原理主義勢力ハマスの拠点を26日朝に戦闘機で爆撃したことを明らかにした。

けが人は報告されていない。イスラエル軍によると、空爆はハマスの地下施設を標的に行われた。

ハマスはここ数週間、イスラエルに対しガザへの規制の緩和や投資拡大の圧力を強めるため、パレスチナ住民に発火物を運ぶ風船を飛ばさせるなどしており、イスラエル南部では農地の一部が焼ける事態となっていた。

イスラエルはこうした風船を飛ばすのを容認しないとして、過去2週間、ほぼ連夜ハマスの拠点を爆撃している。