病理AI活用の「デジタル病理」で医師と患者の課題解決へ、福岡発メドメインが11億円調達 | DIAMOND SIGNAL
コメント
注目のコメント
凄い!
製薬企業からもデジタル化のニーズがあったのは興味深い(マネタイズポイントになりそう)。
病理AIは世界中で競争が激化しているので、メドメインの今後の戦略が興味深い。病理診断のデジタルシフトを推進する福岡のメドメインが11億円を調達。従来はプレパラートを顕微鏡で見ながら診断していたところを、プレパラートのデジタルデータ化によってオンライン上の「遠隔診断」や「病理AI」による自動診断(日本では薬事承認の関係でまだ未搭載)などを可能にするサービスを提供。少し安っぽい表現になってしまうかもですが、病理のDXとも言えるかなと思います。
ローンチ半年で、病院グループや製薬企業などに活用されているとのこと。そもそもプレパラートをデジタルデータに変えるのがネック(高額なスキャナーが必要になる、外部に依頼しても高い)だったので、自社で専用の施設を設けて、安価にスキャンするところからサポートしてるのが面白いですね。
国内では病理AI以外の機能を先行して提供しているものの、それでもすでに反響が多いそう。特にコロナ禍で非対面・遠隔でも診断やディスカッションができる仕組みへのニーズが高まっていて、その文脈でも引き合いが増えているとのことでした。