[モントリオール/ワシントン 20日 ロイター] - カナダ運輸省は20日、2回の墜落事故を受けて昨年3月から世界的に運航停止となっている米ボーイング<BA.N>の737MAX機について、認証に向けた飛行試験などを来週に実施すると明らかにした。

米国外の規制当局による認証に向けた飛行試験は初めて。同省は、ボーイングによる改修を認証できるかどうかを巡る「独立した審査」の一環と説明した。

米連邦航空局(FAA)は先月、試験飛行を完了。試験飛行で収集したデータの分析や、その他の作業にはなお時間がかかると説明している。

欧州航空安全局(EASA)は現時点で飛行試験を実施する計画はないという。