米国の異常な株高を支える投資アプリ「ロビンフッド」の危険なカラクリ
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注目のコメント
ヘッジファンドのようなHFTを行うマーケットメーカーに注文を引き渡して裁定取引をし証券会社にリベートを返す。これがpayment for order flow。厳密にはヘッジファンドとマーケットメーカーは違うけど、シタデルの様にどちらもやってる業者もあるし理解はほぼ正しい
これ、使ってみればわかりますが、このアプリでオプションするところが凄いというか、正直まともなトレードはできないです。ロビンフッドはオプションで一番稼いでますが、ディフォルトプラットフォームはおそらくデスクトップのthinkorswimです。それと比べてみてください。いくらミレニアム世代としても、どう考えてもこんなスマホアプリでは無理だと思います。
「金融の民主化」と言う理念は現代の金融サービス業者が目指すべき姿として重要な指標となると考えます。
しかしその一方で本記事の様な課題が出ていることもまた事実であり、民主化と手軽さが決して同義では無いと言うことを改めて感じます。
記事内では「タダより高いものはない」と言う表現をしておりますが、ロビンフッドの問題点は無料のサービスを提供したことではなく証券取引のリスクをユーザーに理解させなかったことにあるのでは無いかと。
ポップで手軽なUXの中でポップでは無いシリアスなリスク説明を共に実現することを目指したいものです。