[17日 ロイター] - 中国系の動画投稿アプリ「TikTok」(ティックトック)は、米楽曲配信のユナイテッドマスターズと提携したと発表した。これによりティックトックを利用するクリエーターは、自作の楽曲をスポティファイやアップルミュージックなどのプラットフォームで直接配信することが可能になる。

トランプ米大統領は、ティックトックの親会社である北京字節跳動科技(バイトダンス)に対して、米国事業を90日以内に売却するよう命じている。トランプ氏は、同社の個人情報の取り扱いを巡り警戒感を強めており、米国事業を売却しなければ利用を禁止すると圧力をかけている。

バイトダンスは、ティックトックの北米、オーストラリア、ニュージーランド部門をマイクロソフト<MSFT.O>に売却するため協議している。

メドウズ米大統領首席補佐官は17日、トランプ氏がティックトック以外の中国系アプリの禁止についても検討していると明らかにした。[nL4N2FJ3J2]