村上春樹「“分別より感情”“相手の知的水準を低く設定する”…そういう傾向が最近いささか気になっている」 - TOKYO FM+
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注目のコメント
簡単で分かりやすいほうが、支持されやすいんですよね。
「NHKから国民を守る党」はワンイシュー型で大変分かりやすい。
複雑な政策は、理解され難く、内容が分からないため支持も得にくいです。
世の中、簡単なことばかりではありません。
むしろ複雑で、good/badの正解が出るもののほうが少ないです。
複雑な政策も、できる限り分かりやすくし、理解され、支持を広げなければ、自分が成し遂げたい政策を実現できないかもしれません。
それこそ「机上の空論」「現場を見ていない」とも言われかねません。
「相手の知的水準を低く設定する」ここでは悪い意味で使われており、それを肯定するものではありませんが、何かを説明する際には、相手に伝わりやすいよう、小学生でも分かるように考えるのは悪いことではないと思います。
今の政治離れを解消するためには、政治を身近にするためには、そういった工夫も必要と考えています。
とはいえなかなか簡単に説明できないのですが(´;ω;`)
> 彼は著書「わが闘争」のなかでプロパガンダについてこう述べています。プロパガンダというのは、政治宣伝活動のことです。
> 「プロパガンダは常に感情に向けられるべきであり、分別に向けられるべきではない。いかなるプロパガンダも大衆的でなくてはならず、その知的水準は最も頭の悪い者の理解力に合わせなくてはならない」
> すごく率直でわかりやすい意見です。でもね、これが大いに効果を発揮したんです。そして世界は大きな戦争に引きずり込まれていきました。これって、なんかどっかの国の大統領のやり方を思い出させますよね。
> それから、現在SNSなんかで盛んにおこなわれている声高な発信にも、これに似たものが少なからず混じっていそうです。分別より感情。相手の知的水準を低く設定する。そういう傾向が最近いささか気になっていたので、今日はアドルフさんに特別出演していただきました。